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歯科衛生士が取れる資格|スキルアップや転職に役立つ?

2023/07/31 歯科衛生士の方向け
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「歯科衛生士として、自分のスキルを上げたいけど、どの資格を取るべきかわからない…」そんなあなたの悩みは、この記事で解決します。
なぜなら、ここでは歯科衛生士が取得できる資格を詳しく紹介しているからです。

この記事を読むことで、自分にピッタリの資格が見つかり、新たなキャリアの道が開けます。
さあ、新しい旅路に一歩踏み出しましょう。

国家資格以外の資格を取るメリット

国家資格以外の資格を手に入れることで、自分の仕事の選択肢が広がり、給料のアップも期待できます。
さらに、自分自身への自信がつき、違う業界への転職もスムーズになるんですよ。

メリット①仕事の幅が広がる

「仕事の幅が広がる」というメリットについて考えてみましょう。
まず、仕事の幅が広がることで、様々な経験やスキルを身につけることができます。
また、広い範囲の仕事に挑戦することで、自分自身の能力や可能性を発見することもできます。
さらに、仕事の幅が広がることで、人脈も広がります。

異なる業界や分野での仕事を通じて、多くの人々とのつながりを築けるからです。
これにより、新たな仕事の機会や情報を得ることができます。

このように、仕事の幅を広げることは、自身の成長やキャリアの発展につながる重要な要素です。

メリット②給料が上がる可能性がある

資格を取るメリットの一つに、給料が上がる可能性があることが挙げられます。
これは、資格があることで自分のスキルや知識を証明でき、それが評価されやすくなるからです。

また、一般的に資格を持つことで自分の市場価値が上がり、より良い条件での転職や昇進のチャンスも広がります。
しかし、資格を取るだけで給料が上がるわけではなく、その資格を活かす能力や経験も重要です。

資格はあくまでスキルの一部を証明するもので、それをどう活用するかがキーとなります。

関連記事「歯科衛生士の手取りはいくら?給与明細の内訳と収入アップの方法を解説

メリット③自分に自信をもてる

自分に自信を持つことは、大切なことです。
自信があると、自分の能力にもっと自信を持つことができます。

また、自信があると、他の人にも信頼されやすくなります。
自分に自信を持つためには、自分の強みを知ることや、達成感を得られる目標を設定することが大切です。

メリット④異業種への転職に役立つ

資格を取ることで、新たな職業への道が開けます。
これらの資格を持つことで、自分の市場価値を高め、多様な業界で活躍するチャンスを広げることができます。
また、新しい資格を学ぶことは、自分自身の成長にもつながります。

異なる視点や知識を持つことで、自分の可能性を広げ、新たな道を切り開く力になります。資格は、あなたのキャリアを次のレベルへと導く一歩となるでしょう。

歯科衛生士が取れる資格

歯科衛生士が取れる資格は、様々な専門分野の知識を深めるためのものです。
小児歯科から審美歯科、インプラントまで、多岐にわたる資格があります。

これらを取得することで、自分のスキルを高め、患者さんへのサービスを向上させることができますよ。

日本歯科衛生学会 認定歯科衛生士

認定歯科衛生士とは、日本歯科衛生学会が認定した専門的な知識と技術を持つ歯科衛生士のことです。
この資格を取るためには、まず基本的な歯科衛生士の資格を取得し、その上でさらに高度な研修を受ける必要があります。

この研修は、歯科衛生の専門知識を深めるためのもので、患者さんの口腔ケアをより高いレベルでサポートすることを目指しています。
認定歯科衛生士は、一般の歯科衛生士よりも高度なケアを提供できるため、患者さんからの信頼も厚いです。

日本小児歯科学会 認定歯科衛生士

日本小児歯科学会認定歯科衛生士は、子どもたちの口腔健康を守るための特別な資格です。
この資格を持つ歯科衛生士は、子どもたちの口腔健康に関する高度な知識と技術を持っています。

日本小児歯科学会が2007年から始めたこの制度では、歯科衛生士の技術や知識を審査し、一定のレベルに達していることを認定します。
この資格を目指すことで、歯科衛生士の皆さんは技能レベルの向上を目指すことができます。

また、子どもたちの口腔健康を守るための重要な役割を、多くの人に理解してもらうことができます。

日本臨床歯周病学会 認定歯科衛生士

日本臨床歯周病学会認定歯科衛生士は、歯周病の予防と治療に特化した専門知識と技術を持つ人材を育成するための資格です。
この資格を取得することで、地域医療に貢献することが期待されます。

取得のためには、以下の条件を満たす必要があります。

  1. 歯周治療に3年以上携わった経験
  2. 学会会員歴は2年以上
  3. 3年間で2回以上の学会参加
  4. 教育研修単位30単位以上を取得
  5. 歯周病患者5症例の提示と1症例に関する口頭試問の実施

この資格は5年ごとに更新が必要となります。

日本歯科審美学会 認定歯科衛生士

日本歯科審美学会認定歯科衛生士は、歯科衛生士のスキルと知識を証明する資格です。
この資格を持つと、患者さんの口腔内の健康を守るために必要な高度なケアを提供することができます。

そのため、患者さんは安心して治療を受けることができます。
さらに、認定歯科衛生士は最新の技術や研究に常にアップデートされています。

これにより、患者さんに最適な治療法や予防法を提案することが可能です。

日本口腔インプラント学会 インプラント専門歯科衛生士

日本口腔インプラント学会のインプラント専門歯科衛生士とは、インプラント治療に特化した知識と技術を持つ歯科衛生士のことです。
この資格を持つと、インプラントのケアを専門的に行うことができます。

これにより、インプラントの寿命を延ばすことが可能になります。
資格取得には厳しい試験があり、その信頼性は高いです。

日本成人矯正歯科学会 認定矯正歯科衛生士

日本成人矯正歯科学会認定矯正歯科衛生士は、歯科衛生士の中でも矯正歯科に特化した専門知識と技術を持つ人を認定する資格です。
この資格を取るためには、日本の歯科衛生士の免許を持っていること、日本成人矯正歯科学会の会員であること、そして矯正歯科の臨床経験が3年以上あることが必要です。

また、学会などにも参加していることが求められます。
この資格を持つことで、矯正歯科の専門性を証明でき、自分のスキルを高められるのです。

日本ヘルスケア歯科学会 認定歯科衛生士

日本ヘルスケア歯科学会 認定歯科衛生士は、健康を守り育てる歯科診療、つまりヘルスケア型の歯科診療において重要な役割を果たします。
この資格を持つ歯科衛生士は、チーム医療の中心となり、患者さんの口腔内だけでなく全身の健康をサポートするのです。

具体的な業務は、予防歯科診療や口腔ケア指導、さらには食生活や生活習慣のアドバイスなど、幅広い知識と技術が求められます。
この資格を取得することで、歯科衛生士としての専門性を高め、患者さん一人ひとりに対するきめ細やかなケアが可能となるのです。

日本口腔衛生学会 認定歯科衛生士

日本口腔衛生学会認定歯科衛生士は、口腔衛生の専門家として、地域の人々や全身疾患を持つ方々の口腔の健康を守るための資格です。
この資格は、「地域歯科保健」と「口腔保健管理」の2つの区分があり、自分の専門性に合わせて選択できます。

地域歯科保健は、地域の人々の口腔の健康づくりに取り組む人を対象とし、口腔保健管理は、全身疾患を持つ方の口腔の健康を守る人を対象としています。
この資格を持つことで、信頼される専門家として活動することができます。

日本歯周病学会認定 歯科衛生士

日本歯周病学会認定歯科衛生士とは、歯周病への対応を的確かつ効率的に実施し、長期間にわたり国民の健康管理に貢献できる有能な歯科衛生士を認定する制度です。

認定歯科衛生士は、歯周病で苦しむ多くの人たちを救う重要な役割を果たします。
また、認定歯科衛生士になるための教育や研修も充実しており、資格取得後も継続的に学べる環境が整っています。

この資格は、歯科衛生士の方々がさらにスキルアップを図り、より多くの人々の口腔健康を守るための一助となるでしょう。

日本全身咬合学会 認定歯科衛生士

日本全身咬合学会 認定歯科衛生士は、顎咬合学分野、特に歯科補綴に関する専門知識と技能を持つことを認定するものです。
この資格を持つことで、歯科衛生士は国民の口腔健康の維持・増進により積極的に貢献できます。

また、この資格は歯科衛生士の専門性を高め、キャリアアップにつながる可能性もあるのです。
この資格を取得するためには、日本全身咬合学会が提供する認定制度に従って学習し、試験に合格する必要があります。

日本顎咬合学会 認定歯科衛生士

日本顎咬合学会認定歯科衛生士について説明します。
この資格は、歯科衛生士が歯科補綴をはじめとする顎咬合学分野に関する専門知識と技能を身につけることで、国民の顎口腔系の健康を積極的に支えることを目指しています。

つまり、この資格を持つことで、歯科衛生士としてのスキルをさらに高め、患者さんの口腔健康の維持・増進に大きく貢献できるようになるのです。
これは、自分自身の専門性を高めるだけでなく、患者さんからの信頼も深まる大きなメリットと言えるでしょう。

日本顎顔面補綴学会 認定歯科衛生士

日本顎顔面補綴学会認定歯科衛生士は、顎顔面補綴学の専門的知識と臨床技能を持つ人を育てることを目指しています。
これにより、医療の品質向上と国民の健康と福祉の増進に寄与するのです。

この資格は、認定言語聴覚士、認定歯科衛生士、認定歯科技工士の3つの中から選べます。
この資格を持つことで、歯科衛生士としての専門性と信頼性が認められ、患者さんへのより高度なケアを提供することが可能となるのです。

日本歯科審美学会 ホワイトニングコーディネーター

ホワイトニングコーディネーターは、日本歯科審美学会が認定する資格で、歯科衛生士のみが取得可能です。
この資格を持つと、ホワイトニングの基本的な知識を持ち、適切な情報を広めることができます。
また、患者さんに対するアドバイスも行えるようになります。

講習会を受講し、試験に合格することで資格を取得できるのです。
これまでに多くのコーディネーターが誕生しており、歯科審美の分野で活躍しています。

関連記事「歯科衛生士の国家資格はどのように取る?試験の難易度や対策方法を解説

歯科助手が取れる資格

「歯科助手が取れる資格」については、日本歯科医師会認定歯科助手や医療事務管理士(歯科)、歯科医療事務検定、歯科助手検定試験などがあります。
これらの資格を取得することで、歯科助手としてのスキルを証明し、自分のキャリアをさらに発展させることができます。

日本歯科医師会認定歯科助手

歯科治療は、歯科医師が中心となって行いますが、その裏で支えているのが歯科助手です。

歯科助手は、治療に必要な器具の準備や後始末、患者さんへの説明など、歯科医師の仕事をサポートします。
日本歯科医師会では、歯科助手の資格認定制度を設けています。

この制度は、歯科助手のスキル向上を目指し、歯科医療の質を高めるためのものです。
資格は「甲種」「乙種第一」「乙種第二」の3種類があり、それぞれ異なる訓練時間と内容が設定されています。

これらの資格を取得することで、歯科助手としての専門性が認められ、より良い歯科医療の提供に貢献できるのです。

医療事務管理士(歯科)

医療事務管理士(歯科)は、歯科医院の運営をサポートする重要な役割を果たします。

この資格を持つ人は、患者さんの受付から診療の補助、さらには保険請求まで幅広く対応します。
また、歯科医療の知識を持つことで、患者さんとのコミュニケーションも円滑になるのです。

この資格を取得するためには、一定の学習と試験に合格する必要があります。
しかし、その努力は確実に報われ、安定した職場環境と専門性を手に入れることができます。

医療事務管理士(歯科)は、歯科医院の運営をスムーズにし、患者さんにとっても安心感を提供する大切な存在です。

歯科医療事務検定

歯科医療事務検定は、歯科助手の皆さんがさらにスキルアップを目指すための資格です。

この資格を取得すると、歯科医療に関する知識が深まり、患者さんへの対応や事務作業がスムーズになります。
また、資格を持つことで自分自身のスキルを証明でき、職場での信頼も得られるのです。

この資格を取得することで、歯科助手としての専門性を高め、患者さんへのサービス向上につながります。
自分を高めたい方、スキルアップを目指す方にはぜひ挑戦してみてください。

歯科助手検定試験

歯科助手検定試験は、歯科助手として必要な知識と技能を評価し、認定する試験です。
この試験は、受付業務から診療介助、機器の保守まで、歯科医療機関での業務を幅広くカバーしています。

試験内容は、歯科医療機関でのニーズに対応したもので、受付業務、窓口会計業務等の医事業務や、診療報酬算定の基礎、診療介助(歯科器械・歯科器具等の基礎知識、診療室管理、歯科助手動作等)といった多角的な知識と技能を問います。

この試験に合格することで、歯科助手としての職業能力の向上と社会的地位の向上につながります。

異業種への転職に役立つ資格

異業種への転職に役立つ資格のセクションでは、転職を成功させるための役立つ資格を紹介しています。

日商簿記やFP(ファイナンシャル・プランナー)、MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)、ITパスポート、秘書検定など、これらの資格は新しい職場でのスキルアップやキャリアアップにつながります。

日商簿記

日商簿記は、ビジネスの基本とも言える会計知識を身につけるための資格です。
この資格は3級から1級まであり、レベルが上がるごとにより高度な知識が求められます。

この資格を持つことで、企業の経理・会計担当者はもちろん、営業担当者や管理者、自分で税務申告を行いたい人など、幅広い人々に役立つ知識とスキルを身につけることができます。

また、1級を取得すると税理士試験の受験資格が得られ、公認会計士や税理士などの国家資格へのステップともなるのです。

FP(ファイナンシャル・プランナー)

FP(ファイナンシャル・プランナー)とは、人生の夢や目標を経済的な視点から実現するための資金計画を立てる専門家のことです。

FPは、家計、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など、幅広い知識を持っています。
FPの主な役割は、相談者の夢や目標を達成するための資産設計やアドバイスを提供することです。

これには、ライフスタイルや価値観、経済環境を考慮した上で、家族の状況、収入と支出の内容、資産、負債、保険などのデータを分析し、現状を理解することが含まれます。

MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)

MOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)は、Word、Excel、PowerPointなどのマイクロソフトオフィスの利用スキルを証明する資格です。
この資格を持つと、パソコンを使った仕事がスムーズになります。

また、就職活動や転職活動の際にも、この資格は大きなアピールポイントになります。
なぜなら、多くの企業がマイクロソフトオフィスのスキルを求めているからです。

この資格を取得することで、自分のスキルを客観的に証明でき、自信を持って仕事に取り組むことができます。

ITパスポート

ITパスポート試験は、情報処理技術者試験の一部で、年間を通じていつでも受けることができます。
これは「情報処理の促進に関する法律」に基づく国家試験で、コンピューターを使ったテスト(CBT)方式で行われます。

この資格を持つと、ITの基本的な知識を持っていることが証明され、就職や転職の際に大きなアドバンテージとなります。
また、ITの世界に興味がある人にとって、ITパスポートは第一歩となる素晴らしい資格です。

秘書検定

秘書検定は、ビジネスの現場で求められる秘書のスキルを証明する資格です。

この資格を持つと、あなたが秘書として必要な知識と技術を持っていることが証明されます。
例えば、ビジネスマナーや書類作成、情報管理など、秘書として必要なスキルが問われます。

この資格を取得することで、あなたのスキルが認められ、就職や転職の際に有利になるでしょう。
また、自分自身のスキルアップにもつながります。

ただし、試験は難易度が高いと言われていますので、しっかりと準備をして挑む必要があります。

資格取得のメリットと歯科関連職種の資格、異業種転職に役立つ資格

今回は、国家資格以外の資格を取るメリットと、歯科衛生士や歯科助手が取得できる資格、そして異業種への転職に役立つ資格についてまとめました。
資格を取ることで、仕事の幅が広がり、給料が上がる可能性があり、自分自身の自信にもつながります。

また、歯科衛生士や歯科助手が取得できる資格は多岐にわたり、それぞれの専門性を深めることができます。

さらに、異業種への転職に役立つ資格も紹介しました。これらの情報を活用し、自分のキャリアアップにつなげてみてください。

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監修者

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長谷 麻央

株式会社ハーモニック キャリアアドバイザー

《略歴》

タレントマネージャーとして5年の経験を積んだ後、
看護師専門人材紹介コーディネーターとして13 年間務める。

2021年から現在にかけて、ハーモニックでキャリアアドバイザーとして多くの求職者に貢献中。