歯科医師のサポートを行い、患者さんに寄り添う歯科衛生士。接客を行う必要があることから、メイクも身だしなみの一環として考える必要があります。
細かい部分までしっかりと行うメイクや派手なメイクは不要ですが、顔の表情にもかかわる眉やベース部分は普段から意識したいポイントです。
この記事では、歯科衛生士のメイク事情について、ポイントごとに紹介しています。時間がないときでも取り入れられる時短メイクもピックアップしていますので、ぜひ参考にしてください。
歯科衛生士のメイク事情
歯科衛生士は患者さんと近い距離で接する仕事です。治療中はマスクを装着するため、顔の表情はほとんど見えませんが、治療の前後や外出時などにマスクを外す方も多いと考えられます。
職場環境にもよりますが、薄いメイクをしておけば完全にメイクをしない状態よりも、整った印象に仕上がります。ただし、マツエクやスキンケアを普段から行っているのでしっかりとしたメイクが必要ない場合は、ベースとして日焼け止めや薄付きのパウダーを付けるだけでも問題ありません。
歯科衛生士は積極的に顔を見せる職業ではないため、華やかさを演出するリップメイクや、ラメ入りのメイクアイテムは必須ではありません。勤務中はマスクで鼻から下が隠れるので、汗で蒸れたり毛穴に負担をかけたりするメイクも不要です。
歯科衛生士のメイクのポイント
歯科衛生士のメイクで押さえておきたいポイントを、ベース・アイ・アイブロウ・リップの順番に確認していきましょう。
- ベースメイク
- アイメイク
- アイブロウメイク
- リップメイク
仕事中は顔のほとんどがマスクで隠れるため、しっかりメイクの必要はありません。最低限の身だしなみとして、4つのポイントを押さえておきましょう。
ベースメイク
ベースメイクは、マスクで覆われる部分とそれ以外の部分に分けて行います。マスクで隠れるところは汗をかきやすいため、ウォータープルーフタイプの下地やファンデーションがおすすめです。
ウォータープルーフタイプは毛穴に負担をかけやすいため、肌トラブルが気になる方は低刺激タイプのファンデーションを小分けにして塗り直すか、肌をカバーしてくれるパウダーで代用してください。マスクで隠れない目元・おでこ・フェイスラインは、普段どおりにメイクできます。
アイメイク
鼻から下はマスクで隠れているため、患者さんが目を見て話してくれる場合があります。そのときに、相手から見た印象を考えてメイクを施してみてください。
ラメの使用やグラデーション、濃くアイラインを入れる必要はありません。眉と目に統一感があれば、ナチュラルメイクで十分です。
清潔さや健康的な印象を与えるためには、ベースメイクがもっとも重要です。アイメイクは必須ではありませんが、気になる方は薄づきでも手を加えておくと安心です。
アイブロウメイク
眉はマスクに隠れず、顔や目元の印象を決めるパーツです。アイブロウメイクは普段のメイクと同じように整えておきましょう。
眉毛が伸びっぱなし、毛の向きや流れがバラバラになっている、左右の眉で高さや位置が違うといった場合、アンバランスさや不衛生な印象を与えることもあります。
汗をかく場合は、ウォータープルーフタイプのペンシル・リキッド・眉マスカラを活用しましょう。
リップメイク
リップメイクは、マスクで口元が隠れるため基本的には不要です。ただし、唇が乾燥しやすくカサつきが気になる方は、リップクリームで唇を潤しておくと安心です。
リップライナーまで使用する必要はありませんが、マスクでコーティングが剥がれやすいため、リップコートや落ちにくいタイプのリップを使用してください。
時短メイクのコツ
次に、メイクの時間がとれないときの「時短メイク」について、マスクメイクや時短に役立つアイテムをみていきましょう。
マスクメイク
マスクメイクとは、マスクに隠れていない部分のみをメイクする方法です。
本来であれば顔全体に広げる下地やファンデーションも省き、見える部分にのみメイクを施します。目元のクマやシミにはコンシーラーが活用できます。
BBクリーム
BBクリームは、下地・ファンデーション・日焼け止めといった複数の機能をもつクリームです。ベースメイクが一塗りで終わるため、マスクメイクにも活用できます。
眉毛ティント
眉毛ティントは、ティントと呼ばれる液体を眉毛に塗り、時間をおいてから剥がして転写し、アイブロウメイクの時間を短縮できます。
汗やこすれにも強く、毎日眉毛を描いて落とす必要がないため、忙しいときに活用したいアイテムです。
まつ毛パーマ
まつ毛パーマは、まつ毛をパーマの力で引き上げる方法です。マスカラやつけまつ毛、ビューラーを使う必要がないため、アイメイクの短縮になります。
歯科衛生士はナチュラル系のメイクがおすすめ
今回は、歯科衛生士のメイク事情とメイクのコツ、時短メイクについて紹介しました。
基本的に、歯科衛生士のお仕事にフルメイクは必須ではありません。特に、マスクで隠れている部分をフルメイクする必要はなく、目元と眉のようにポイントだけのメイクでも問題ありません。
メイクを面倒に感じる方もいるかもしれませんが、仕事へのモチベーションを上げる効果が期待できます。汗や蒸れで落ちてしまうことを考えて、ウォータープルーフタイプのコスメをうまく組み合わせて使用してください。
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監修者
長谷 麻央
株式会社ハーモニック キャリアアドバイザー
《略歴》
タレントマネージャーとして5年の経験を積んだ後、
看護師専門人材紹介コーディネーターとして13 年間務める。
2021年から現在にかけて、ハーモニックでキャリアアドバイザーとして多くの求職者に貢献中。